排気ガス

排気ガスは苦手だ。高校生の頃はマフラーに栓をしたいと思っていた。今は諦め気分。
今も毎年夏には光化学スモッグ注意報が発せられ、目に沁み息苦しい。
光化学スモッグは昔に比べ軽くなったとは思うが未だに続いているという事はもう無くなる事はないのだろうか。
首都圏あたりで大気汚染の原因の割合は国内由来と大陸由来が半々くらいらしい(西へ向かう程大陸由来率は上がる)
まだ日本に自動車が珍しかった頃に自動車の排気ガスは体に良いという思い込みで子供たちは自動車が通るとその排気ガスを吸うために自動車の後を追いかけたものだとご本人からお聞きした事がある。
今も整備不良の車が煙を撒き散らしながら走るのを時々見掛ける。その時にはもし逃げ道があれば道を変える。
バイクの排気ガスは規制が緩いためか刺激が強い(コストやマフラーの短さからか対策が難しいのだろうか。
交通量の多い道は当然排気ガス濃度が高いと感じるから、できれば避ける。
人は呼吸を止めるわけにはいかない。
秋は野焼きの季節だが燃やす当人は必要があって燃やすから気にならないのだろうと思うが、燃やされる方は辛い。
自動車もアクセルを踏むとスーっと走り出し、その場からどんどん遠ざかるから、排気ガスの事はあまり意識しないと思われる。
極道の映画で「ワイらは社会の排気ガスのようなもの」というセリフを思い出す。
自動車のシステム・社会のシステムを変えないと排気ガスは無くならないね。
アクセルを踏めば踏む程 排気ガスも増える。