批准は問題外

 今日の国会中継民主党議員が「TPPも始まる」と断定的に仰った。既に国会ではTPPは是なのだろう。思い返せば菅首相に「国を開く」と言わせたTPP。今の政権もTPPに積極的で署名済。批准しなければ良いとも言われるが、恐らく何というか初めから議会の批准など問題外なのだろう。
 TPPは国内法と矛盾するので違憲だとする見方もあるが、その国内法を撤廃・変更するのがTPP。そのTPPに合意・署名したのは今の政府。違憲だ!合憲だ!は集団的自衛権でよく聞いた。憲法は政府を縛るものらしいが、その縛りも完全では無く解くことも可能という事だろうか。
 TPPでは経済ルールが一元化される。TPP域内の企業がそのまま参入できなければならない。当然日本のルールに合わせられるわけも無い。公共系調達や規制に何か排他的な事があれば非関税障壁として賠償を求められる。その賠償だけで破綻する自治体もでるだろうとも言われている。首相がギャーギャーワーワー言わずとも風穴が開いて良い?のかも知れない?
 日本は大統領の選挙権も無い州でも無いただの島になる?