フロイド・メイウェザー・ジュニアさんから見れば花束を落とされた事も「素人がやる事」程度の受け止めなのではないかな。気になるのは、主催者の運営能力の方。花束を渡す権利をオークションで売ったらしいのだが、売る事が目的化していなかっただろうか。売るのは良いが、その前に敬意を表す事が目的であり、それに相応しい人選をする気が有ったのかのどうか。失礼が無いかどうか。金額だけで決めても良いのか。スポンサーの言い成りでは主催者の能力が問われるのではないか。
フロイド・メイウェザー・ジュニアさんの「エキシビション」というコンセプトは明確で首尾一貫しておりよく分かる。試合では無い。勝敗では無い。Floyd Mayweather Jr.というアートの鑑賞なのだ。ボクシングというアートの中のFloyd Mayweather Jr.という作品なのだ。引退してからもプロフェッショナルなFloyd Mayweather Jr. その作品の魅力を最大限引き出すのが主催者の役目なのではないか。そのエキシビションマッチに相応しい相手とは。ボクシングという技の鑑賞に相応しい相手とは。街の喧嘩自慢をプロが相手するような事では無さそうなのだが。
もしあなたがそうしたいのなら場所をわきまえないと。卑怯だし、あれが許される理由は無いと思う。やはり許されない行為だと思う。
〝花束投げ捨て〟ごぼうの党・奥野代表を独占直撃「メイウェザーは金の話ばかり」「非礼には非礼で返しただけ」 | 東スポWEB
