自転車に乗った人の先日の事。ブレーキをかければ何の問題も無い状況。そのためにブレーキも付けている。けれど、ブレーキをかけずに声だけを上げ突進しぶつかった。歩くより遅いくらいの速度。あの調子だと自動車へも平気で突っ込んでペチャンコに成りそうな勢い。けれど、いつも自転車を使っている様子。出掛けた間際だったから自転車用に頭が切り替わっていなかったからか?けれど、ブレーキレバーを握る動作も出来ない状態とは?声だけが出て来る状態とは?
 次に自分の声の話。自分の親の説教は、見ていればその親もやるような失敗を契機に数々の失敗を時系列に並べ始める。子供だから素直に聞く。少し前の事なら憶えていて思い返す。徐々に分からなくなるが過去の自分の失敗話が次から次へと遡って行く。憶えてはいないがその内に失敗話を覚えるようになり、又かと思い真面目に聞かなくなる。そして説教は「お前は橋の下から拾ってきた」で終わる。おまけに他人へ自分を紹介する時にもその失敗話でいかにダメな子かの説明を始める。そのためかどうか。大人になっても日常的な数々の失敗を突然思い出す度に「失敗した」と思わず声が出る。日常的な失敗だから無くなる事は無く今も続いている。
 声に出さなくても良い事が声に出て来るというのはどういう事なのだろう。情動が勝る頭の悪い状態か。IQが低い状態。頭を使っていない状態か。何でも声に出すのが「おばさん」という話をもぎけんさんがされていた。
 意識して頭を使い続ける必要が有りそう。