それぞれの存続危機事態

 ISISは存続危機を感じ各地で狼煙を上げる。ISISは生まれるべくして生まれたという。直近の原因は地元の社会と無関係に決められた1916年のフランスとイギリスとロシアによるサイクス・ピコ協定だという。仮にISISが無くなっても又同様の組織が生まれるという。
 個人が自分の存続危機を感じ包丁を振り回したり...社会がそうさせている。存続危機に追い込む側と追い込まれる側。存続危機事態となれば武力行使をして当然で、それが世界の常識だという。日本もそうするのだという。誰かが誰かを存続危機に追い込む。追い込まれた方はそれぞれの方法で反抗する。
 「さようなら」の語源説の一つは、合議制の世だった頃に「貴殿がさようならばそうする・了解した」から来た言葉というもの。合議制なのでお互いを尊重しお互いを存続危機に追い込まないようにする。多数決は取らない。合議が成立した時に使う言葉が「さようなら」。普段は会わずに何かの時に会う。人と人が会うという事は何と言えば宜しいのか。非日常?