既知外

 既に知られている事は全てAIが行い、未知な事を人が行う。既知なものが何であるかを分かっているから未知なものも発想する。既知なものが分かっており自由に使いこなし、未知な使い方や何かを加えるという既知外。この既知外なところで勝敗が決まるという。
 既知なものを全て頭蓋骨の中の脳にインストールする事は難しい(或いは脳にチップを埋め込む、又は組織を入れ替えるなど)とするならば、AIというツールを作り使いこなす技術を身に着ける事が今必要なのかも知れない。その上で既知外な発想をする脳力が求められる。