人と人の間

 人と人の間に仕切り線を引けば そうだ! いや違う! と。もし仕切り線を引かなければ不安である。「法律」は仕切り線なのだろうが、その法律もその解釈を巡り争う。仕切り線の位置に決まりも無いし変化もする。常に漂う仕切り線。仕切り線を引く事が人間の標準仕様ならば、人の天敵は人という事になりそうだ。多くの映画や小説などは、その人間模様を描いており、まるでこの世には人間しかいないかのようである。地球は誰のものでは無いはずだが、そこにも仕切り線を引く。これが環境問題か。地球は壊れる一方かも知れない。