「ケイサツだ」

 パトに止められるのがイヤで、買い出しに歩いていたが、最近自転車に乗り出したら、やはりパトに止められる。
 今回はパトカーが並走して来て、走りながらおもむろに窓を開ける。映画なら、ここでズドンと射殺されそうな場面だ。
 「お前は誰だ」と尋ねると「ケイサツだ」と言う。そりゃ、パトカーや制服を見れば警察だろうくらいは想像がつく。警察官は威圧感満々だ。今回も名前を教えろと来る。
 自転車はパトに止められなければ快適だ。特に歩いた直後に自転車に乗ると、こんなに快適な乗り物はあるのかと思う。ママチャリだけど、前籠や荷台、スタンドを取り外すだけで、思った以上に機敏に走れるようになる。(バックパックは必要になるが。)目的地へは早く到着できるし、活動範囲は広がるし、時間の節約にもなる。歩いて良い点は軽い運動を長時間続ける快適さ。運動の点では自転車は歩く場合と違う筋力を使うので、両方組み合わせると良いかも。運動は必要無く、イメージするだけで良いらしいのだが、その技は未だ分からない。
 快適な自転車だが、自分の場合は警官に止められるリスクの方が大きい。今まで止められなかった道を選んで走るのも遠回りだし、余計な頭を使わなければならない。比較的広い道路で止められる事が多いので、狭い道を選びながらクネクネと行かなければ成らない。自転車はやめて又歩くか。歩いていても警官から睨まれる事もあるんだよな。全て通販に切り替えるか、、全ては無理か。