個のグローバリゼーション

(株)貧困大国アメリカ 堤 未果 拝読。

  1. この著書を読んでもマスコミには接しない事が一番だと思う。
  2. アメリカ政府を乗っ取り、そのアメリカ政府に侵略させている。おまけに国連の人々がそうとは知らず一生懸命に活動する。
  3. アメリカ政治の「回転ドア」による実態は自分の想像を超えていた。
  4. この著書を読むとアメリカはもう住める場所では無さそうに思えて来るのだが…
  5. 難なく日本にもTPPで地獄がやって来ると思われる。
  6. 自分も支配される側で、その生活像は想像し易いが、支配する側はどうなのか。意に介さない、気にも成らない、おカネの力で困る事は何も無い、食糧は自家栽培したり、その他全て自前で済むから、公共は必要無いという事か?
  7. もしGM作物に手を出したら最後、その作物の種子は毎回買う事になり、その自給率はゼロになり支配される。
  8. イラクでは一万年もの間毎年その地域の気候に合わせ多種多様な小麦の種子を選び最適に交配させ進化させて来たが、その世界に誇る種子バンクはイラク進攻により破壊されGMへ切り替えられたそうだ。酷い。
  9. 国内法は条約より下位で無効化される。
  10. 個人で身を守るしか無いと改めて思うが、それが益々厳しくなる。未だ想像できないくらいに厳しそうだ。
  11. 健康皆保険制度は罰則付きの高額な保険料の徴収制度に成りそう。健康皆保険制度も関連企業の株主のための制度になる。農業も株主の利益のためのものになる。
  12. オバマ大統領にしても庶民から見れば大嘘つきなわけだが、政治家も支配者も、その精神衛生はどうなってるのかな。
  13. アメリカではテレビを所有していない人が多いとも聴く。視聴率なんていう曖昧なものにおカネは出さない。直接配信により顧客から直接収入を得ていると聴くが、この著書では未だテレビの影響は大きいようだ。
  14. 支配者にやられっ放しでは無くガッツのある人々も立ち上がっているようだ。
  15. 相手は多国籍でいともたやすく政府を乗っ取る力を持つ。対抗するためにも英語は必須か。
  16. 民主化」は奴らのための制度に思える。選挙も議員も大統領も奴らが合法的に手中に収めるための制度が「民主化」だ。
  17. この著書を読むと安倍政権の正体も分かる。