国と政府

 明治政府が作られた時や敗戦後新政府が作られた時に政府の帳簿に記載されなかった資産/債務もあると考える方が当然なのかも知れません。政府と国の一致度が高い方が民主度が高く、資産/債務も明らかにするのも民主主義でしょうか。それとも国と民主主義とは無関係なのでしょうか。明治政府へ移る時に資産がどこかへ隠されたとか、GHQが日本の財産を探索してみると、あと何年も戦える資産が発見されたとか、その行方は不明だとか本で読んだりする。
 日本の財政破綻説は財務官僚の出世のためだけの真っ赤な大嘘で、日本の財政は健全であるというご指摘もあります。日銀が日本国債を買い集めており、その内に市場から日本国債が消えるのではないかとも言われ、その買い集められた日本国債をそのままにしておいて何の問題も無いという説と、その日本国債を売らなければならない時がやがてやって来るが、その時に破綻するという説もある。ドイツ政府は過去の経験から日本政府のような事は絶対にしないとも言われる。やがて日本に超インフレが訪れるという説も目にする。そして今「簿外資産」に事が及んでいるのだとかで。