無言で座っているだけ|原発という飛行機

天空の蜂 東野圭吾 拝読。

  1. この著書は1995年の出版ですが、原発に関心を寄せよく知り何か行動をした方が良いよというのが、この著書の趣旨だと思いますが、それを小説として著された著者に敬意を表したいと思います。主人公のその趣旨を表す会話が310〜311ページに書かれているのは偶然でしょうが何の因果か。
  2. ヘリコプターや原発の専門技術的な事や大企業、自衛隊、警察など各方面の描写は詳しい。現実との違いは自分には判断できませんが興味深かったです。
  3. この著書を著す実際の動機が、この著書の中に織り込まれているような気もしないわけではありませんが、創作なのかな。どうなのだろう。
  4. 「蜂」の意味が二重の意味を持っていました。