中立国

球形の荒野 貞永方久 「球形の荒野」拝見。

  1. どの立場にも立たない中立国。今の日本はアメリカの立場。血の同盟。積極的平和主義とはアメリカの立場から見ての平和というか、日本はアメリカの国益のための鉄砲玉に過ぎないような。
  2. この映画の原作は読んでいない。WW2の終戦のために動いた外交官。実話に基づくものかは知らないが、同様な事はあったのではないかと想像する。国際社会のルールに従いその外交官は余生を送っているかのよう。
  3. 「国」という縄張り。もし民主主義ならば住民の合意によるものだが、実際は違うと改めて思わされる映画。何者かが縄を張っていて住民は扇動されるだけ。戦争を始めるのも終わらせるのも簡単なのだが現実問題で時間が必要みたいな。